Hiro MaTsushita HIRO Champcarプロフィール ヒロ松下 公式サイト
 
 

グァム島で毎年行われる、"Smokin' Wheel"というオフロードのイベントに
招待されたので4月15日に久しぶりにレースに出ることになりました。

そこで事前に車のチャックとコース調べにグァムへテストに行ってきたのです。
SCOREのレースでバハ1000等を走った時にはSUVベースのレースカーで
走ったり、ピックアップベースのプリランナーで走ったりしていたので、
今回レースで使うバギータイプのレースカーは初めての経験。 期待と不安と
半分半分でグァムへ向かいました。

カリフォルニアからグァムへ行くには、ハワイ経由か日本経由の2つの選択が
ありますが、今回はハワイ経由で延べ16時間かけてやっとグァムへ到着して
みると写真のような大歓迎!かなり恥ずかしかったのですが、みんなの視線を
よそにばっちり記念撮影。

翌日、朝からレーストラックへ向かい、まずはレースの主催者ヘンリーの運転するジープでコースの試走です。 1周1マイルほどのコースですが、半分はモトクロスコースを使用するため、インフィールドにはどこから見てもジャンプ台にしか見えない箇所が3つもあります。「おいおい、本当にここを全開で走るのかよ!?」と既にその時点で瞳孔は開き気味、脈拍も急上昇です。
バハ等のオフロードレースでももちろんジャンプする場面はありますが、それは路面のギャップや坂を上りきった所で自然にジャンプしてしまう訳で、こんな風にジャンプするためのジャンプではありません。

 

私は子供の頃モトクロスをしていたので単車でジャンプはけっこう好きなのですが、4輪でこんなところを走るのは初めて。 レースカーに乗る前から正直言って帰りたくなりました。 しかし、ここで帰っては末代までの恥。「へぇ〜、こんなジャンプはしたことないけど、すっごく面白そう!」と笑顔を保ち、いざレースカーに乗り込んだのです。

初めて乗るバギーで初めてのジャンプ、けっこう緊張して車を動かし始めました。 バギーってもちろん見たことはあるし、一緒にレースもしたことはありますが、天井から乗り込む車は初めての経験です。
最初の3周ぐらいはコースを覚えるためにゆっくりめに走るのですが、さすがにジャンプ台を通過する時は5cmも浮かないぐらいソロソロと走りました。だって、怖いからねぇ。

   
     

しかし、4周目にはやはりレースカードライバーの血が騒ぎ始めました。「こらっ!いつまでもビビッてんじゃねえよ! スロットル踏まんかい!」とダークな部分の俺が叫ぶのです。 そうなるといきなり全開で踏めるのがプロと言うもの。 かなりのスピードでジャンプ台に突っ込んで行った私は4輪で初めて飛翔と呼べるものを経験しました。

 

しかし、2輪のジャンプと決定的に違うのは2輪だと離陸した後もスロットル操作や体重移動で車体の姿勢をかなり制御できるのですが、4輪の場合、離陸後は完全に車まかせ。 離陸までのアプローチで全て決まってしまうため、かなりの確率で「わぁっ〜!」とか「あぁ〜れぇ〜〜!」とかなってしまうのです。おっかないよ〜!

ということで、テストは無事事故もなく終えることが出来ました。
レースまであと3週間、久しぶりのレース楽しみです。